TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金夕方5時から生放送)にて、月に1度毎回楽しみにしているコーナーがあります。
それは「中瀬親方のエンタメ番付」です。
新潮社 出版部部長の中瀬ゆかりさんは毎週木曜日のコメンテーターとして出演されており、
その中瀬さんが毎月の最終木曜日に、おすすめの最新エンタメ作品を番付形式で発表するコーナーです。
毎度、参考になります!ごっつぁんです!
・・・と言いたいほど、参考にさせていただいてます。
<参考>
2019年6月場所:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付6月場所
小説・漫画・映画などを「横綱・大関・関脇」ごとに、中瀬さんの言葉で紹介してくれるので、分かりやすく、説得力があります。
今回は2019年7月場所(放送日:2019年7月25日)をご紹介します。
週末は映画・読書をしてみてはいかがでしょうか(*^_^*)
関脇:漫画「さよならミニスカート」/ 牧野あおい
- 少女漫画雑誌「りぼん」で連載中
- 主人公は心に傷を抱える元アイドル。学校で唯一スラックスを履き、過去を隠して生きている女の子。
- 中瀬氏「サスペンスタッチで描かれていて、子供だけでなく大人もぐいぐい読まされる。絵もとても美しくて、素晴らしい作品に出会えた。」
ツイッターの声
「さよならミニスカート」、ファンに切りつけられた元アイドルの子が身元を隠して生活する話なんだけど、ティーンの頃からあるジェンダーバイアスに疑問を投げつけたり、立ち上がったりする良いマンガでおすすめです。男の子の視点があるのも良い。ELLE?で紹介されたの。
今どきのりぼんすごい✨ pic.twitter.com/FYjvuXx4ko— asumi🌵 (@346015799) June 10, 2019
15歳のニュース:漫画「さよならミニスカート」 「女の子」をやめた主人公に共感、異例のヒット (毎日新聞学生新聞編集部)https://t.co/yDEVyN4HiM
うちの娘も動きにくいみたいでスカートは履かない。別に活発でもないし、休み時間も教室だけど。制服になったとたん、自由じゃなくなるのは可哀想。
— tokiwa (@tokiwa_angus) June 8, 2019
性被害にあっても「男の人のやることだから仕方ない」「女の子が許してあげないと」「いちいち騒ぐ方が恥ずかしい」「女の人は男の人より楽して生きてるんだから」
未玖にそう言わせる家庭ひいては社会な…
#さよならミニスカート pic.twitter.com/XBXPOdsI1X— 茄子の花 (@kiss_a_mikan) June 28, 2019
大関:映画「ドッグマン」/監督:マッテオ・ガローネ
- 主人公は犬を愛する温厚な男。トリミングサロン「ドッグマン」を営む。
- 友人に利用され悪事に手を染めてしまい、様々なものを失っていく。人生の不条理を容赦なく描いた話題作。
- 2018年第71回カンヌ国際映画祭で主演男優賞を獲得
- 中瀬氏「とんでもない形で収束していく。見終わった直後よりも、3日後くらいに辛くなる」
ツイッターの声
ドッグマン
心えぐられる話だった……
見終わったあと心のダメージがでかい、 pic.twitter.com/Lg9bQIcpdl— キキ☆ライオンキング (@ghiblikikimovie) July 30, 2019
『#ドッグマン』試写会🐩
…ワンワン映画じゃなかった(自明)日常を失ったとき、凡庸な男の内に秘められた利己性と残虐性が浮かび上がる。犬への愛情は支配の快感、人間の歪みの現れだったのかもしれないと思うと…ヒェ…
それにしても面白かった…不条理な悲劇?私にとっては喜劇だった@fansvoicejp pic.twitter.com/8ibV5fJ1k9
— Y・タカギ (@JBillm73) July 29, 2019
『#ドッグマン』を鑑賞!
痛くて辛くて泣き叫びたくなるけど、最後に少し幸せになれたかな⁈かなり独特な映画なので、好き嫌いが分かれそう。
犬好きにはあまりお勧めできない作品でした。
でも、主人公は最後まで犬に優しかったから救われた(^^)
リアルドラえもんみたい…。@FansVoiceJPさんより pic.twitter.com/DSuw3Ai9lB— ガーコ (@yuuka048311) July 29, 2019
横綱:小説「夏の騎士」/ 百田尚樹
- 12歳の少年たちが夏の始めに結成した騎士団。彼らがその夏、手に入れた勇気とは・・・
- 31年前に12歳だった「僕」が回想する視点で描かれている。
- 百田版「スタンド・バイ・ミー」
- 中瀬さん絶賛。「人生で一番大切なのは勇気。勇気を持たないものは人生を切り拓けない。その勇気を手に入れられない人もいる。けど、少年たちは手に入れた。その過程をワクワクしながら一緒に楽しめる。」
ツイッターの声
百田尚樹「夏の騎士」読了
人生において最も大切なものの一つは「勇気」だ。
誰の心にも勇気の種はある。その種を大樹とするか、枯らすかはその人次第。これは小学生が勇気の種に水を撒き始めるきっかけのお話。
自分を育てるのは他の誰でもない自分なのだと教えてくれた。
勇気の種に水を撒こう。 pic.twitter.com/nP8VtjRE8p— きょう@読書垢 (@kyobooook) July 24, 2019
百田尚樹先生の『夏の騎士』読了。
めちゃくちゃ素敵な1冊でした。
読み終えた後の爽快な余韻が半端ない。
特にヒロインが最高に素晴らしかった!
先生、この作品で引退はしてはいけません!笑
作品は心なり。
そう感じさせる力強さがありました。#百田尚樹#夏の騎士 pic.twitter.com/iGeGmkH2bM— けーぶん (@fuzzmashall1987) July 29, 2019
主人公と同年代ということもあって、入りやすかった。
もうすぐ44歳のオッサンは、今、子どもたちが将来自分で勇気の種に水をあげられるようになるまで、せっせと水をやってます。
百田さん、ありがとうございます。#夏の騎士 最高でした! pic.twitter.com/xptsDkBEOz— のんだい (@v0rVnJxZPdciOAl) July 24, 2019
まとめ
関脇:漫画「さよならミニスカート」/ 牧野あおい
大関:映画「ドッグマン」/監督:マッテオ・ガローネ
横綱:小説「夏の騎士」/ 百田尚樹
でした!
個人的には、少女漫画が好きなので、関脇の「さよならミニスカート」が気になりました。ツイッターでも、多くの人が共感しており、評判が高ったんです。ますます読んでみたくなりました。
現時点では2巻が発売されており、完結していません。どんな結末になるか楽しみです。
猛暑の日々。クーラーのきいた部屋・映画館で休日を過ごしてみてはいかがでしょう。
読書・映画鑑賞の参考になれば幸いです(*^_^*)
<過去記事>