TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金夕方5時から生放送)にて、月に1度毎回楽しみにしているコーナーがあります。
それは「中瀬親方のエンタメ番付」です。
新潮社 出版部部長の中瀬ゆかりさんは毎週木曜日のコメンテーターとして出演されており、
毎月の最終木曜日に中瀬さんが、感銘を受けたエンタメ作品を番付形式で発表するコーナーです。
プロの編集者から見てすごいと思った作品を教えていただけるので、とても説得力があります(*^▽^*)
いつも読書や映画鑑賞の参考にさせていただいています!
<過去の放送>
2019年6月:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付6月場所
2019年7月:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付7月場所
2019年8月:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付8月場所
2019年9月:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付9月場所
2019年10月:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付10月場所
2019年11月:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付11月場所
2019年12月:5時に夢中!中瀬親方のエンタメ番付12月場所
小説・漫画・映画などを「横綱・大関・関脇」ごとに、中瀬さんの言葉で紹介してくれます。
今回は2020年1月場所(放送日:2020年1月30日)をご紹介します。
週末は映画・読書をしてみてはいかがでしょうか(*^_^*)
関脇:新書「マトリ 厚労省麻薬取締官」/ 瀬戸晴海
- 著者は関東信越厚生局麻薬取締部部長を務めた人物。
- 息子の薬物依存を相談され救済する話や、運び屋にされた女性の裏事情など、約40年間捜査の一線に立ってきた元麻薬取締部部長の著者が麻薬犯罪捜査について明かした一冊。
- 中瀬氏「薬物事件捜査のすべてを明かしている。薬物の歴史についても書いてあり、これ一冊読めばマトリについて語れる!素敵な著者です。」
ツイッターの声
新潮新書のマトリも買えたやっと!!めっちゃ面白い。薬剤師免許持ってたら国般の試験通ってなくても要件は満たしてた知らんかった、ぜんぜん玲ちゃん合格してもやってける素質あった
— ひまり (@Himaris_spider) February 1, 2020
新潮新書の「マトリ」読んだ。厚生省管轄なのね!?知らなかった。海外では他人の荷物を預かってしまい、全く知らないところで薬物の運搬人にされただけでも懲役刑になるところがあるというし気をつけなければなあ。薬物がカジュアルに買えるだけでなく自分が売人にもなれちゃうからあぶないね
— 岩手マリアージュ@来世はハイテク便座 (@Iwateyoitoko) February 3, 2020
読了。国際化とネットが犯罪を進化させる。
マトリ 厚労省麻薬取締官 (新潮新書) 新潮社 https://t.co/kVg8DhksWT @amazonJPより
— ぶれ (@bure778) February 5, 2020
マトリという新書読んでの感想
○カナダの大麻合法はやむを得ずなしてしまった
○交際してたら知らないうちに麻薬の運び屋に?
○大麻逮捕者は多いけど、シンナーは減った。シンナーかっこ悪い、大麻かっこいいらしい…
○脱法ハーブ潰した後の天皇陛下の表彰は感無量だろうな…
車乗る人は幻覚危険— Seiji Shiokawa (@SShiokawa) February 8, 2020
本屋で新書「マトリ」を立ち読みしたが、硬派な良著の予感がする。
麻薬取締官が全国で300人しかいないということさえ知らなかった。
あとがきに記されていた、”取締だけでなく健康被害の防止も重要”という指摘は、うちの仕事でも同じことが言えると思った。— 焦げすーも (@yamachan_run) February 6, 2020
大関:小説「国語教師」/ユーディト・W・タシュラー 著 浅井晶子 訳
- オーストラリア人で元国語教師の著者が描くミステリー小説。
- 『
ミステリが読みたい! 2020年版』( ミステリマガジン /早川書房)海外篇 第4位&新人賞 受賞 - 元恋人であった有名作家の男と国語教師の女が16年ぶりに再会し、かつてのように即興で物語を披露しあう中で、二人の過去に隠された恐ろしい事件が徐々に明らかになる・・・
- 中瀬氏「ラストの余韻がすごい。作家さんたちの間でも話題の作品。最近読んだ作品の中で秀逸な翻訳作品でした。」
ツイッターの声
「国語教師」読了
このミスで10位だったので、ミステリーだと思ったが、どちらかと言えば恋愛物でした。16年ぶりに再会した男女の過去と現実が、メールのやり取りや生い立ち、物語、会話を交互に展開していく。謎ときも少し。男がクズ(笑)だけど、これも人生かと、ラストはホロリ。#読書 #読書メモ pic.twitter.com/tZxAApM8B0— 小福 (@nagamori412) January 17, 2020
ユーディト・W・タシュラー『国語教師』十数年間同棲してた男がいきなり出て行って、他の女と結婚して子どもができてたらショックやな。そのショック以上の驚愕の展開。50代になってからのメールのやりとりと再会。辛辣なやり取りから始まるけど愛の物語やった。ミステリー要素も存分にあって面白い! pic.twitter.com/PocUARRBw8
— ミサ (@hyokofuji) November 29, 2019
初めてドイツミステリーを読む方には、登場人物の少なさで読みやすいのは、『国語教師』(ユーディト・W・タシュラー)か『乗客ナンバー7Aの恐怖』(フィッツエック)だそうです。
— miho kohara (@KoharaMiho) November 10, 2019
『国語教師』読了。読み始めからどんな構成よ?とひたすら先が気になり、読者に飽きるという感情を抱かせることなくラストまで突き進んでいった
こんなミステリー初めてかも…
面白かったー! pic.twitter.com/kUTzYTKBUV— 飴屋 (@leukehond123) October 22, 2019
ユーディト・W・タシュラー『国語教師』(集英社)を読了。16年ぶりに再会する元恋人同士の男女を描いたミステリー小説。メールの文面や過去と現在の話、ふたりが書いた創作など複数の話が輻輳しひとつの真実に収斂していく。面白かったけどラストはええ?って感じだった。 https://t.co/HQwwlK0ZQM
— 吉田真吾 (@yoshida45) September 23, 2019
横綱:映画「1917 命をかけた伝令」/ 監督 サム・メンデス
- 2020年ゴールデングローブ賞作品賞&監督賞受賞。2020年アカデミー賞10部門ノミネート作品。
- 第一次世界大戦中、若き兵士2人に「明朝までに、一発触発の最前線にいる味方に作戦中止を伝える」という重要な任務が与えられる。伝令が伝わらなければ主人公の兄を含め、味方兵士1,600名が命を落とすことに・・・
- 中瀬氏「自分が戦場にいるみたいな臨場感。2時間ずっと手汗にぎっていた。あっという間に見終わり、最後は落涙、落涙の物語だった。」
ツイッターの声(上映前)
アカデミー賞は1917命をかけた伝令が強いと予想。
パラサイトは国際映画賞かな。
監督賞、脚本賞はパラサイト獲ると予想。
主演男優賞は個人的にディカプリオ。
でもジョーカーのホアキン。
助演男優賞も個人的にブラピ。
主演女優賞と助演女優賞は観てない作品が多いのでなんともいえないが。
— COWCOW 善し 公式YouTubeチャンネル開設 (@cowcow44cow) February 9, 2020
私が観たいと思った“異次元の映画没入体験”コメントはこれ!
映画『1917 命をかけた伝令』2.14公開
▼#オスカーノユクエ さん #1917体験コメント▼
https://t.co/qYibWvYdqk— white snow (@whitetomo) February 9, 2020
私が観たいと思った“異次元の映画没入体験”コメントはこれ!
映画『1917 命をかけた伝令』2.14公開
▼#佐久間宣行 さん #1917体験コメント▼
https://t.co/UWEPbEW5AA— よつば🍀 (@yoshiko0320) February 9, 2020
まとめ
関脇:新書「マトリ 厚労省麻薬取締官」/ 瀬戸晴海
大関:小説「国語教師」/ユーディト・W・タシュラー 著 浅井晶子 訳
横綱:映画「1917 命をかけた伝令」/ 監督 サム・メンデス
でした!
ドラマでよく耳にするマトリですが、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。
中瀬さんの言葉を聞いて、麻薬事件や捜査方法についてこの本で知りたくなりました。そして話題のミステリー小説「国語教師」もかなり気になります。
興味がある方は、休日に読書や映画鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか(*^_^*)