「水は1日2リットル飲む方がよい」と聞いたことありませんか?
美容や健康のために、水はできるだけたくさん飲むという人は多いと思います。
また、肌のうるおい・水分保持のためにも水をたくさん飲む、という人もいるかもしれません。
果たして、それは本当なのでしょうか?科学的に証明されているのでしょうか?
今回は、水分補給の量と肌の水分量の変化についてを取り上げてみます。
※この記事は短めです。
水分摂取量と肌の水分についての研究結果
ベルリン大学の研究で、水分摂取量の増加と皮膚の水分補給について調べたものがありました。(出典)
その研究をかいつまんで説明します。
- 実験対象者は24歳~56歳
- 人々が1日に1〜2リットルの余分な水を飲んだとき、わずかに角質層の水和の増加を示した。
- さらに、実験の前に人々が少量の水を消費していた場合、増加はより顕著だった。
つまり、普段の生活で摂取している水分(食事などで)の他に、1~2リットルの水をこまめに飲むと、肌の水分量は増すということでしょうか。
ただ、この研究でははっきりとした結論が出されておらず、研究者ら以下の点を指摘しています。
- 角質層の水和を測定する静電容量を使用する測定装置は、皮膚の水和によって影響を受ける可能性がある。
- そのため、測定値がずれている可能性がある。
まとめと所感
今回紹介した研究では、まだ科学的に立証されていない面も多く、はっきりとした結論は出ていませんでした。
しかし、私の経験では、水2リットルくらいを意識的に摂取すると体調が良くなった気がします。
というのも、便通が良くなったからです。
また、今回紹介した研究にもありましたが、一気に摂取ではなく、「こまめに」水分補給した方がよさそうですね。
肌にはもちろん、内臓の負担を考えると、水2リットルをこまめにとるが私にとっては最適解です(*^_^*)
これからの季節、汗をたくさんかきます。
普段摂取する量よりも多めの水分補給を心掛けてください。
仕事をしていると、ついつい水分を摂るのが疎かになってしまいますが・・・(私がそうです)
肌のためにも、健康のためにも、意識してこまめに水分補給をしていきましょう!